生きた細胞の中では、様々な小器官が整然と機能しています。なぜなら、生きた細胞には小器官の活動を操作するコアがあり、核があるからです。受精卵の核が破壊されると、受精卵は新しい個体に成長することができず、核を取り除いた単細胞生物はあと数日生きても、食物を摂取できず、生殖もできず、やがて死ぬ。真核生物の細胞のうち、少数の特殊な細胞(ヒトの成熟赤血球など)が核を持たない以外は全ての細胞が核を持つが、核の数や大きさは生物の種類によって異なる。細胞が分裂しない場合、核の形状は球形であり、核膜、核質、クロマチンからなる。細胞を独立国家に例えるならば、核は国家の“最高司令部”です。自然界には、アメーバのように1つの細胞からなる単細胞生物もあれば、哺乳類のように数千億個の細胞からなる多細胞生物もあります。多細胞生物では、細胞が異なる方向に発達(分化)することにより、特殊な機能を持つ多くの細胞が形成され、その形状は様々で大きさも大きく異なりますが、すべて核が存在し、細胞内の高度に複雑で秩序ある生命活動は、最高司令部である核の統一指揮の下で行われています。

